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Artists

作家
Massimo CAMPIGLI
マッシモ・カンピリ

(ベルリン1895~サントロペス1971)

ベルリンに生まれたが家庭の事情によりイタリアへ移る。本名はMax Ihlenfeldt。1914年に新聞社コリエレデラセーラに採用され、第1次世界大戦では、イタリア国籍を取得するために入隊を志願し、捕虜生活も経験する。
大戦後、19年にジャーナリストとして招かれたパリで絵画を独学し始め、公募展に出品を続ける。27年、アーティストとして独立し、ヨーロッパ各地で作品を発表。
主知的だった彼の作品は、多くの芸術的経験を反映し徐々に純朴で抒情的になった。考古学的、エトルリア的、エジプト的、また、野生的本質が、単純なフォルムの中に詰まっており、淡くかがやく。幾何学的組み合わせ、風変わりな物語、招魂の香りを漂わせる意匠なども彼の特徴である。清々しく表現された古代的主題は、イタリア精神の理想像であり、記念碑、戦いの歴史だった。
彼の作品は、イタリアをはじめとした欧米各地の近・現代美術館に数多く収められている。

参考:

Treccani.it  ENCICLOPEDIA ITALIANA
『マッシモ・カンピリ展』 / フジテレビギャラリー / 1973

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