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Artists

作家
Giuseppe CAPOGROSSI
ジュゼッペ・カポグロッシ

(ローマ1900~ローマ1972)

F.カレーナのもとで絵画を学び、1927年パリへ。32年にローマへ戻り「グルッポ・ロマーノ」を結成したが、当時の作品は堅実な風景、人物、静物などで色調絵画などと評されていた。しかし、次第に厳密な画面構成やキュビスム的分解に興味を持つようになり、作品は抽象的になっていった。51年にM.バロッコ、A.ブッリ、E.コッラと共にグループOrigineに参加、52年にはミラノのL.フォンタナらの空間主義グループに加入。象形文字のような1つの記号によって意識的に構築された空間を描くようになっていったが、その記号はシンプルで識別しやすく、異形や新しい価値を繰り返し提示するもので、一連のsuperficieシリーズへと発展していった。ヴェネツィアビエンナーレ等で活躍し、世界各地の美術館に数多く収蔵されている。2012年の没後40年を機に、リグーリア州サヴォーナ市立絵画館、ヴェネツィアのペギー・グッゲンハイム・コレクション、ニューヨーク大学等で大規模な回顧展が開催された。

 

参考:

Treccani.it  ENCICLOPEDIA ITALIANA

Capogrossi: A Retrospective  / Luca Massimo Barbero / Marsilio / 2013

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